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【メンタージャム東京のご報告】
2014年3月 「仕事力10倍アップの超・オフィス整理術」~講師 小松 易 氏
3月19日(水)、東京・麹町会館にて「メンタージャム東京」を開催いたしました。今回は、日本で最初の”かたづけ士”小松易氏(スッキリ・ラボ代表)を講師にお迎えし~あなたと事務所のビジネスが劇的に変わる!~「仕事力10倍アップの超・オフィス整理術」と題してご講演いただきました。
小松 易 氏
小松氏は建設会社勤務を経て、2005年に「片づけを習慣化する」をコンセプトにカウンセリングやコンサルティング、企業研修などを行う「スッキリ・ラボ」を開業。これまでに2,500人以上に片づけ指導を行っていらっしゃいます。
今回の講演では「知る」「気づく」「始める」という3つの視点からリバウンドしない習慣化する片づけについてお話しいただきました。
「片づけ」と「そうじ」の違いはなにか
小松氏は最初に「片づけ」という言葉について「具体的な行動レベルまで分解して正しく理解することが重要」と説明されました。例えば「片づけ」と「そうじ」はどう違うのか。小松氏が“かたづけ士”を名乗り始めた頃はお掃除の専門家だと間違われたそうです。「そうじ」は「汚れ」が対象で行動としては「拭く、掃く、磨く」などになります。「片づけ」の対象は「もの」。それで行動はどのようなことになるのか。小松氏によれば片づけるという行動の本質は「整理整頓(リセット)」と「習慣化」。そして「整理」の具体的な行動は「外に出す」「分ける」「減らす」「しまう」ということになると解説されました。
片づけが「できている人」「できていない人」の共通点
片づけができている人とできていない人の共通点は、結局どちらも無意識のうちに行動していること。片づけができている人は無意識のうちに整理整頓するという行動が身についているし、散らかしてしまう人というのはそのままものを放置するという行動を無意識のうちに行っている。この無意識の行動に気づき、悪い方から正しい方に変えることが必要。片づけ行動は意識して続けていると3週間ぐらいから意識しないでもできるようになるそうです。特に片づけが得意でない人が意識した方がよいのは「置く」という行動。これは納得しました。片づかない原因の大半は使ったものを使い終わったときに元に戻さないからです。自分の周りにどんどんたまっていきます。
いつ始めるか、どう始めるか
片づけが不得意な人を分類すると「先送り型」「迷走型」「リバウンド型」に分けることができるそうです。最も多いのが「先送り型」で片づけることの重要性は理解しているが忙しさのためになかなか取りかかれないでいる人たちだそうです。このようなときに有効なのが片づける場所を限定して短時間で始めること。一日15分とか30分とか少しずつ片づけてそれを習慣化していく。一度に全部やろうとするとなかなか取りかかれませんし、できたとしてもリバウンドしてしまうということです。参加者の多くが片づけは不得意と答えていましたが、一日15分の片づけなら今日からでも始められそうです。
講師の小松氏には、短い時間の中で「片づけ」を習慣化するためのヒントやコツを分かりやすくお伝えいただいたと思います。また小さなこと、簡単なことから習慣化していくことの大切さも教えていただきました。ありがとうございました。
第2部交流会は、同じく麹町会館にて、小松氏によるご挨拶と乾杯でスタート。片づけをテーマにさらに話が弾んでいたようでした。また小松氏からはスッキリ・ラボさまのすてきな「ストーリーブック」が参加者にプレゼントされました。
お忙しいなか参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
4月メンタージャム東京は春の特別企画
次回4月8日(火)開催の「メンタージャム東京」は、~メンタージャム春の特別企画~『フランスのエスプリと桜を楽しみながら Spring Party in 紀尾井町』と題して、都内屈指のお花見レストランで開催いたします。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
2014年4月8日(火)開催「メンタージャム東京」のご案内
~メンタージャム春の特別企画~
『フランスのエスプリと桜を楽しみながら Spring Party in 紀尾井町』
■お問い合わせ・ご参加お申し込み先:
株式会社コンサルティングファーム メンタージャム事務局
TEL: 03-5212-7272 FAX: 03-5212-6090
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