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【メンタージャム大阪のご報告】
2012年3月 『地主・家主マーケティング・その2』

 コンサルティングファーム関西支局では、3月28日(水)に「メンタージャム大阪」を開催いたしました。
 今回は、「~士業・専門家事務所経営研究会~『地主・家主マーケティング・その2』」と題して、参加者によるディスカッション方式で行いました。


 最初に弊社代表の山口毅より開会の挨拶をさせていただき、続いて前回の内容と今回の主なテーマについて確認を行いました。
 前回は「紹介のしやすさ」をどのように構築するのかという点が議論され、今回はそれを踏まえた上で、紹介から具体的なアプローチ、業務へとどのように進めていくのかを中心に、ディスカッションすることとなりました。

 最初に下記の3点が提案されました。

  • 紹介者(営業担当者)が説明しやすい価格体系を考える
  • 将来の案件獲得に繋ぐために敷居を下げて依頼しやすくする
  • 依頼者が予め予算を立てやすくすることによって安心感が得られる

 そして、上記のことを実現するためにもある程度、テーマを具体的に絞り込んで、専門特化した方がよいのではないかという意見が出されました。例えば、建物や土地の明け渡しとか未払い賃料の回収とか。そのために共同住宅の一室を明け渡していただく場合を想定して、最初の相談、受任・着手、実行、完了までの業務の流れをシミュレーションし、どのように業務を定型化できるかなどが話し合われました。また最初の相談料をどうするか、着手金は、成功報酬とするのかなど費用面についても検討されました。

 次に具体的にテーマを絞り込んでおくよりも、地主・家主の悩みならなんでも相談してください的な総合チームとして売り込んだ方がよいのではないかという意見もだされました。とにかく困ったことがあれば、どんな専門家でも揃っているこのチームに、まずは相談してくださいといって名前だけ覚えてもらうという狙いです。
 この点については次回のメンタージャム大阪で、地主・家主に詳しい住宅メーカーあるいは不動産会社の方をお呼びしてお話を聞こうということになりました。地主・家主の課題はどこにあるのか、弁護士、司法書士、不動産鑑定士、税理士などの専門家ニーズはどのような時に発生し、現状ではどう解決されているのか。また、我われをご紹介いただく場合に、特定テーマのチームである方がよいのか、なんでも対応できる総合的なチームとしての方がよいのかなどです。
 今回は限られた時間の中ではありましたがいろいろな方向性が話し合われました。

 交流会は、高麗橋にある人気のもつ鍋店に場所を移して行いました。
 ご参加くださいましたみなさま、お忙しいなか、誠にありがとうございました。


 なお4月24日(火)開催の「メンタージャム大阪」は春の特別企画として、懇親会のみの開催とさせていただきます。
 5月21日(月)開催の「メンタージャム大阪」では3月に引き続き、~士業・専門家事務所経営研究会~『地主・家主マーケティング・その3』と題して開催いたします。
 みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

2012年5月開催「メンタージャム大阪」のご案内
~士業・専門家事務所経営研究会~
『地主・家主マーケティング・その3』

■お問い合わせ・ご参加お申し込み先:
  株式会社コンサルティングファーム 担当:中村
  TEL: 03-5212-7272  FAX: 03-5212-6090
  Eメール:info@cyber-mentor.org