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【メンタージャム大阪のご報告】
2008年10月『関西支局開設7周年記念特別編』~講師 北尾 真理子 氏
10月23日(木)、大阪「レストランミッテ」にて、『メンタージャム大阪 関西支局開設7周年記念特別編』を開催いたしました。みなさまのおかげをもちまして、株式会社コンサルティングファーム関西支局は、本年9月で開局7周年を迎えることができました。その感謝の気持ちをこめて、今回はスペシャルゲストとして、ダイバーシティ推進活動の第一人者である、北尾真理子氏を講師にお迎えし、「~名だたる企業が続々導入する最新の経営戦略?~『第一人者に聞くダイバーシティ入門』」と題して、ご講演いただきました。
■北尾 真理子 氏のご講演より
北尾 真理子 氏
「ダイバーシティ」は、直訳すると「多様性」となりますが、北尾氏は「多様な個性」と意訳しておられます。個々人が持つ違いであり、目に見えるものと見えないもの、変化するものと普遍的なものがあります。また、個々人の違いに基づいて生じる、価値観やライフスタイル、ワークスタイルの違いもダイバーシティと考えることができます。
北尾氏は、多様な個性を持つ人たちが互いに尊重し合い、協力し合うことにより、ひとりで行うよりも正確に早く仕事ができたり、斬新なアイデアが生まれるなどの効果が期待でき、多様性を推進することはとても大切であると話されました。
そして、組織が「更なる競争優位性を獲得するため」「優秀な人材を獲得するため」「社員一人ひとりが充実感を持ち、最大限の能力を発揮するため」には、ダイバーシティの推進が必要であり、その結果「顧客にとって最大最高の価値を生み出すことができる」と解説されました。
ダイバーシティを組織で活かすためには、個人で心がけるべきこと、組織で心がけるべきことがありますが、ダイバーシティを推進する上で、大事なことはまず意識を変えること、固定観念を持っていることを認識し、固定観念によって生じる偏見を取り払うことであると説明されました。
「意識を変える」ということは、言葉で言うのは簡単ですが実行することはとても難しいものです。ゆえにダイバーシティ推進を経営戦略としてしっかりと位置づけ、具体的なアクションを起こしていかなければならないと、北尾氏は話されました。
ここにご紹介したのは、本講演のほんの一部で、北尾氏のお話はテンポもよく、身近な例をいろいろと挙げていただき、簡単な実習も折り込みながらの楽しいご講演で、あっという間に時間が過ぎました。
ご参加いただきました方からは、「『ダイバーシティ』という言葉は、今回はじめて聞きました。クライアントに訪問した際に話題にしてみたいと思います」「知らず知らずのうちに固定観念で発言をしていることもあると自らを省みる機会にもなりました」などの、ご感想を寄せていただきました。
北尾さま、ご多忙のなかご講演いただき、本当にありがとうございました。
第2部交流会は、講師の北尾氏の乾杯のご発声で始まりました。みなさま、次々に北尾氏に質問や感想を伝えられ、非常に活気のある交流会でした。
また、広島からお越しの社会保険労務士 藤井美代子氏、名古屋からご参加の税理士 加藤厚氏よりメッセージを頂戴しました。
藤井 美代子 氏
加藤 厚 氏
続いて、弊社代表取締役の山口がご挨拶をさせていただいた後、社会保険労務士の八木裕之氏に恒例の大阪締めをしていただき、会はお開きとなりました。
北尾さま、ご参加くださいましたみなさま、お忙しいなかをお集まりいただき、本当にありがとうございました。
八木 裕之 氏
次回11月19日(水)開催の「メンタージャム大阪」は、「~事業承継に関する民法・税制が劇的に変わる!~『中小企業経営承継円滑化法』-その重要ポイントと活用法を詳細解説」と題して、メンター会員で公認会計士/税理士の中川博史氏を講師にお迎えいたします。みなさまお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
2008年11月開催「メンタージャム大阪」のご案内
~事業承継に関する民法・税制が劇的に変わる!~
「『中小企業経営承継円滑化法』-その重要ポイントと活用法を詳細解説」
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