【メンタージャム大阪のご報告】
2008年4月『ビジネスコミュニケーションを磨く！　質問とフィードバックの実践』～講師　猿川　博美 氏

　コンサルティングファーム関西支局では、4月22日に「メンタージャム大阪」を開催いたしました。
　今回は、「～士業・専門家のための実践的コーチング講座・その3～『ビジネスコミュニケーションを磨く！　質問とフィードバックの実践』」と題して、アイ・リップル代表の猿川博美氏（財団法人生涯学習開発財団認定コーチ）を講師にお迎えしました。

■猿川　博美 氏のご講演より

猿川　博美 氏

　第3弾となった今回は、コーチングのスキルのなかで最も重要な「質問」と「フィードバック」について、ご講演いただきました。
　まずは、ご参加者がペアを組み、お互いに自己紹介を兼ねて、普段ご自分が相手と「言葉のキャッチボール」をする際に心がけていることを、それぞれお話しいただきました。
　その後、過去2回行われたセミナーの内容を復習しました。コーチングに必要な基本スキルは「傾聴」「フィードバック」「質問」「提案」の4つですが、そのなかで最初に重要なのが「傾聴」であると、猿川氏は話されました。

　そして、今回のテーマである「質問」と「フィードバック」についてのご解説へ。相手から話をうまく聞き出すテクニック、さらにレベルアップして、相手にどんどん話させるテクニックを学びました。例えば、「フィードバック」のひとつに「相づち」があります。さまざまなバリエーションがある「相づち」を使いこなすことによって、自然に相手から進んで話をしてくれるようになるのだそうです。
　はじめは少しぎこちなかったみなさまの「言葉のキャッチボール」も、セミナー終盤のロールプレーイングでは、猿川氏が話し始めてもみなさまのやり取りがなかなか終わらないほど、話が弾んでいらっしゃる様子でした。
　セミナー開始時に行った自己紹介と、コーチングのスキルを習った後のロールプレーイングを比較して、ご自分に何が加われば、より上手なキャッチボールができるのかということを、ご参加者のみなさまはしっかりと認識されたのではないでしょうか。

　今回は初参加の方がご参加者の半数を占めていましたが、3回目ということもあり、セミナーは終始とても和やかに進みました。今、ビジネスの上でいちばん求められているのは、コミュニケーション能力だとよく言われていますが、その能力をもう一段階アップできた、内容の濃いセミナーとなりました。
　猿川さま、お忙しいなか、講師をご担当くださり、本当にありがとうございました。

　交流会は、近くの会場に場所を移して行いました。コ－チングを意識しながら、みなさんは「言葉のキャッチボール」を大いに楽しんでいらっしゃいました。今回は一般企業の方のご参加も多く、たいへん活気に満ちた交流会となりました。
　猿川さま、みなさま、お忙しいなかご参加いただき、本当にありがとうございました。

　次回5月20日（火）開催の「メンタージャム大阪」は、「～知らなかったでは済まされない～『労働関係7法の最重要ポイントを総ざらえ』」と題して、社会保険労務士の藤井美代子氏（メンター会員）を講師にお迎えいたします。みなさまお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

2008年5月開催「メンタージャム大阪」のご案内
～知らなかったでは済まされない～
『労働関係7法の最重要ポイントを総ざらえ』

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