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【メンタージャム大阪のご報告】
2008年3月『中小企業における内部統制』~講師 松村 直哉 氏
コンサルティングファーム関西支局では、3月26日に「メンタージャム大阪」を開催いたしました。
今回は、「~安定経営のために必要な体制を考える~『中小企業における内部統制』」と題して、メンター会員で弁護士の松村直哉氏を講師にお迎えしました。
■松村 直哉 氏のご講演より
松村 直哉 氏
今回のセミナーは、もともと財務会計上の用語であった内部統制の概念が拡がり経営環境全般に亘るシステムとして考えられるようになった流れや、内部統制が法律で義務づけられるきっかけとなった裁判についてのお話から始まりました。
そして、なぜ内部統制が必要なのか、法律では実際にどのようなことを課されているのかを、詳しくご説明いただきました。
内部統制は、会社法の上では、大会社と委員会設置会社に課せられているものです。しかし、だからといって中小企業にとって決して無関係なものではありません。今後、大会社が取引相手の中小企業に対して、内部統制状況の報告を求めてくる場合も十分に考えられるのです。その時に備えてということだけではなく、内部統制をもっと積極的にとらえることができると、松村氏は話されました。
中小企業にとって内部統制とは、つい後回しにしてしまいがちな社内業務の効率アップや、さまざまなリスクの想定、及びその対応・対策について、じっくり考え現状を改善する好機であり、それが経営の安定のためには、必要不可欠なものであると締めくくられました。
講演終了後、ご参加者からは、「顧問先にもっとうまく説明できればと思い参加したが、まず自分の会社の内部統制について考えさせられた」「自社の株式上場を考える上でたいへん参考になった」といったご感想をいただきました。
松村さま、ご多忙のなか講師をお引き受けくださり本当にありがとうございました。
交流会は、近くの会場に場所を移して行いました。今回は、一般企業の方のご参加も多く、たいへん活気に満ちた交流会となりました。
松村さま、みなさま、お忙しいなかご参加いただき、本当にありがとうございました。
次回4月22日(火)開催の「メンタージャム大阪」は、「~士業・専門家のための実践的コーチング講座・その3~『ビジネスコミュニケーションを磨く! 質問とフィードバックの実践』」と題して、アイ・リップル代表の猿川博美氏を講師にお迎えいたします。みなさまお誘い合わせの上、ご参加ください。
2008年4月開催「メンタージャム大阪」のご案内
~士業・専門家のための実践的コーチング講座・その3~
『ビジネスコミュニケーションを磨く! 質問とフィードバックの実践』
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