【メンタージャム大阪のご報告】
2008年2月『平成20年度中小企業関連税制の改正ポイント』～講師　徳野　文朗 氏

　コンサルティングファーム関西支局では、2月14日に「メンタージャム大阪」を開催いたしました。
　今回は、「～最新情報がわかる！　何がどう変わる？～『平成20年度中小企業関連税制の改正ポイント』」と題して、メンター会員で税理士の徳野文朗氏を講師にお迎えしました。

■徳野　文朗 氏のご講演より

徳野　文朗 氏

　今回のセミナーでは、昨年12月に自由民主党より発表された「平成20年度税制改正大綱」をもとに、特に中小企業にとって影響の大きいと思われる改正を中心にお話しいただきました。

　中小企業にとっては、事業をいかにスムーズに次世代に引き継ぐかが非常に重要な問題です。そのなかで、徳野氏は相続税について、具体的に数字をあてはめて現行の方式と比較することで、大綱に盛り込まれている新たな課税方式をご説明くださいました。さらに新方式における疑問点・問題点についても触れられました。
　また、今回の税制改正のポイントだけでなく、現在我が国が置かれている税制・財政の状況や、報道でもよく聞かれる道路特定財源などについても、非常にわかりやすく教えてくださいました。

　講演後は、ご参加者のみなさまが実際に抱えている問題についての質問が多く飛び出しました。相続に関する質問では、徳野さまだけでなく、ご参加いただいた税理士や弁護士の方々からも、いろいろな意見が出され、非常に熱のこもった質疑応答となりました。
　ねじれ国会ということもあり、この大綱がどこまで施行されるのかは、まだはっきりとしない部分が多いだけに、今後の税制の行方に注目していかねばならない、と徳野さまは締めくくられました。
　徳野さま、ご多忙のなか講師をお引き受けくださり本当にありがとうございました。

　交流会は、近くの会場に場所を移して行いました。今年ご入会いただいたばかりの藤巻米隆氏のご紹介から始まり、意見交換の活発な交流会となりました。
　徳野さま、みなさま、お忙しいなかご参加いただき、誠にありがとうございました。

　次回3月26日（水）開催の「メンタージャム大阪」は、「～安定経営のために必要な体制を考える～『中小企業における内部統制』」と題して、弁護士の松村直哉氏（メンター会員）を講師にお迎えいたします。みなさまお誘い合わせの上、ご参加ください。

2008年3月開催「メンタージャム大阪」のご案内
～安定経営のために必要な体制を考える～
『中小企業における内部統制』

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