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【メンタージャム大阪のご報告】
2006年3月『中小企業のための改正「高年齢者雇用安定法」への対応策』~講師 南草 利充 氏
コンサルティングファーム関西支局では、「メンタージャム大阪」を3月17日(金)、関西支局会議室にて開催させていただきました。
今回は、メンター会員で社会保険労務士の南草利充氏をお迎えし『中小企業のための改正「高年齢者雇用安定法」への対応策~超直前期のチェックポイント~』と題してご講演いただきました。
■南草 利充 氏のご講演より
南草 利充 氏
南草氏のご講演は「高年齢者雇用安定法」が改正されることになった背景のご説明から始まりました。すなわち、少子高齢化による労働力人口の減少・厚生年金の支給開始年齢の引き上げにより、今後は高年齢者の労働力の確保・活用が事業発展のポイントになるため、それに対応して「高年齢者雇用安定法」が改正されたことを述べられました。次に、65歳までの雇用を企業に義務づけることに伴って(1)定年引上げ (2)継続雇用制度導入(3)定年廃止という三つの施策があることを述べられた上で、継続雇用制度に関して詳細にご説明していただきました。さらに、60歳以降に働いた場合の収入はどうなるのかを図解入りの資料を用いて、いくつかのケースごとに解説していただきました。最後に、高年齢者の雇用に関連して企業に支給される公的助成金をいくつかご紹介してくださいました。
改正「高年齢者雇用安定法」の施行が目前に迫っているこの時期に、雇用する企業側、雇用される高年齢者側の双方にとってメリットのある仕組みがよくわかる、素晴らしいご講演でした。
続く交流会は、都会の喧噪をしばし忘れて和みの空間を満喫できる料理屋「しゅく魚」にて、刺身・海鮮料理を堪能しながら行われました。参加者は、南草氏を中心として、楽しくご歓談されました。
次回の「メンタージャム大阪」は、4月18日(火)にメンター会員で公認会計士・税理士の金崎定男氏を講師にお迎えし、今年5月から施行が予定されている新会社法について“会計・税務実務への影響”という観点からご講演していただきます。みなさまお誘い合わせの上、ご参加ください!
4月開催 「メンタージャム大阪」のご案内
『新会社法への実務対応』
~会計・税務実務への影響~
■お問い合わせ・ご参加お申し込み先:
株式会社コンサルティングファーム
TEL: 03-5212-7272 FAX: 03-5212-6090
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