【医業経営サポーターズのご報告】
2010年7月 『第13回　医業経営サポーターズ』のご報告

　2010年7月30日（金）、株式会社コンサルティングファーム　本社会議室にて『第13回　医業経営サポーターズ（MedS）』を開催いたしました。
　当研究会は、専門家が医療機関へ提供できるサービスや、プログラムの商品開発と金融機関などとの連携マーケティングの研究を目的に立ち上げられました。2カ月に1度、活動をしています。
　今回は、セミナー開催の連携をしていただく企業やセミナーメニューについて、具体的に討議を行いました。

　研究会は、ファシリテーターである榊原輝重氏の進行で始まりました。受託案件および経過報告、各メンバーの活動報告に引き続き、医療機関を専門とした人材紹介会社A社を通して、医療機関に提案するセミナー企画・テーマについて、議論を行いました。

　社会保険労務士の方からは「スタッフが辞めないクリニックのつくりかた」、税理士の方からは保険会社との連携を考慮して「医業にとっての事業承継と保険活用」、さらに行政書士・医業経営コンサルタントの方からは「医療機関の生き残りをかけた『地域連携』」が、セミナーテーマとして提案されました。
　また、メンバーから医療機関では診察料の未払いが深刻化している状況にあり、その回収方法などは関心が高いのではないか、という意見が出されました。それに関しては、医療機関の顧問をしている税理士、弁護士の方からも同様な報告がありました。これにもとづき、未払い診療報酬の回収をテーマとして、セミナー提案を行うことになりました。

　次に、大手損害保険会社B社より2名の方に加わっていただき、連携・提携についての意見交換を行いました。まず、B社の方からご自身の会社の営業スタイルについて、資料にもとづきわかりやすくご説明をいただきました。損害保険の場合は1年ごとの更新となるため、常に顧客に保険以外のメリットを提供しながら信頼関係を維持していかないと、他の保険に変えられてしまうそうです。お客さまによろこんでいただける情報を提供したいと思っているので、信頼できる提携先を欲しいとのお話をいただきました。

　また、今までは医療機関に特化して営業を行うという考えは持っていなかったが、医療機関にターゲットを絞った取り組みを行うのは有効的かと思うし、業種別の取り組みはこれから進めようと考えているとのことです。そして、MedSとの連携を考える場合、地域的にどこまで対応が可能であるかを、心配な点としてあげられました。
　B社とは年内に1度、トライアルセミナーを開催するということで合意。8月中に案を作成し、9月に提案することを決定しました。

　ご参加くださいましたみなさま、誠にありがとうございました。
　次回は9月24日（金）17:00より弊社会議室にて開催いたします。

　株式会社コンサルティングファームは、メンター会員のみなさまの経営支援に尽力して参ります。「医業経営サポーターズ」についてご質問などございましたら、下記までお問い合わせください。

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