HOME » 研究会 » 医業経営サポーターズ » 2010年医業経営サポーターズのご報告


【医業経営サポーターズのご報告】
2010年3月 『第11回 医業経営サポーターズ』のご報告

 2010年3月26日(金)、株式会社コンサルティングファーム 本社会議室にて『第11回 医業経営サポーターズ(MedS)』を開催いたしました。
 当研究会は、専門家が医療機関へ提供できるサービスや、プログラムの商品開発と金融機関などとの連携マーケティングの研究を目的に立ち上げられました。2カ月に1度、活動をしています。
 今回は、セミナー開催の連携をしていただく企業やセミナーメニューについて、具体的に討議を行いました。


研究会

 研究会は、ファシリテーターである福島紀夫氏の進行で始まりました。最初に、勉強会を昨年行った金融機関より、問い合わせをいただいたとの報告がありました。問い合わせはメンバーの対応にまで進む内容ではありませんでしたが、今後も情報交換を継続して行い、案件の発掘と対応をしていく予定です。

 続いて、企業と連携して行うセミナー企画の状況が、メンバーより報告されました。2月に八木橋泰仁氏が提案された生命保険会社をはじめ、他のメンバーからも、連携に関心を持たれた企業があるというお話でした。お互いのメリットを確認しながら、セミナーのテーマや開催方法など、柔軟に対応を検討して具現化を進めます。
 関心を持たれた企業のひとつに、医療人材の紹介を専門とする会社がありました。その会社のお話によれば、医療人材が離職する率の高さは、医療機関と紹介会社の双方にとって課題であるとのことです。そこで、MedSから「人材の定着」をテーマに、セミナー開催を提案することになりました。社会保険労務士の福島氏と、医療機関向けの覆面調査や接遇研修、職場風土改善指導の実績を持つ榊原輝重氏が中心となって、プレゼンテーションを作成し、次回の研究会にて人材紹介会社へ提案します。

 最後に、自身が講師となって提供できる「セミナーメニュー」について、各メンバーが説明をしました。説明後は、対象となる医療機関や医業経営者がどのようなものか、セミナーの開催にあたり、連携する企業にとってのメリットは何か、セミナーのテーマはわかりやすく参加意欲を喚起しやすいか、などの観点から討議が行われました。討議内容をふまえてセミナーメニューを修正します。また、セミナーの案内チラシに掲載しやすいよう、タイトルと説明を統一した形に整えることになりました。

 セミナーの各メニューは医業経営の部分的な課題をテーマとしていますが、解決のためには経営全般に関わる可能性があります。総合的な課題解決というMedSの強みが活かされるように、セミナー開催を切り口として、活動を広げてまいります。

 ご参加くださいましたみなさま、誠にありがとうございました。
 次回は5月28日(金)17:00より弊社会議室にて開催いたします。


 株式会社コンサルティングファームは、メンター会員のみなさまの経営支援に尽力して参ります。「医業経営サポーターズ」についてご質問などございましたら、下記までお問い合わせください。

■お問い合わせ・ご参加お申し込み先:
  株式会社コンサルティングファーム
  TEL: 03-5212-7272  FAX: 03-5212-6090
  Eメール:info@cyber-mentor.org