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【医業経営サポーターズのご報告】
2008年8月 『第2回 医療機関支援専門家研究会(仮称)』のご報告
2008年8月31日(金)、株式会社コンサルティングファーム 本社会議室にて「第2回 医療機関支援専門家研究会(仮称)」を開催いたしました。
当研究会は専門家が医療機関へ提供できるサービスやプログラムの商品開発と金融機関などとの連携マーケティングの研究を目的に立ち上げられました。2カ月に1度、1年間の活動を予定しています。
今回は「開業」をテーマに討議いたしました。
弊社代表の山口毅がご挨拶させていただき、研究会は始まりました。今回からご参加くださる税理士の榊原輝重氏に自己紹介と研究会参加にあたりご意見をいただきました。同じく金融機関の方にもご参加いただくことになりました。自己紹介に加え、医療機関とおつきあいするなかで感じられていることをお話しくださいました。より良いおつきあいのために、専門家によるサービスの可能性に期待をお持ちとのことです。
討議に入る前に岸部宏一氏より発表がございました。「開業」までに医療機関がすべきことをご自分の資料にそって、ステップ別にご説明くださいました。医療機関の相談は開業地選定にはじまることが多いものですが、まずは目指すクリニック像を明確にすることが成功のポイントであるというお話がありました。そして事業計画の策定、資金、建設、申請、雇用など開業にいたるまでの多岐にわたるステップについて説明されました。
その後は質問や意見交換など、活発に討議が行われました。どのステップにおいても専門家が必要であり、成功のために関与を深める余地があること、また全体を通じ専門家同士のコミュニケーションが必要であることが確認されました。そして、医療機関が専門家の関与をメリットとして受け入れるには、ナビゲーターの存在が重要であるということがわかってきました。
金融機関にとって医療機関との接点は「融資」となりますが、状況、経緯などを掴む手法や財務の基準がないために、顧客とより良い関係を作ることに支障をきたす場合もあるそうです。押さえるべきポイントがわかるチェックリストや基準となる良い財務モデルなどの資料があれば、専門家にも相談しやすいと感じているとのことです。連携のために必要なツールをつくるのも、当研究会の成果のひとつと考えられます。
熱心な討議が続いたため、次回も「開業」をテーマとすることになりました。「開業」にいたる各ステップをほりさげてサービスやソリューションについて討議する予定です。
少々、終了予定の時間を越えてしまい申し訳ございませんでした。ご参加くださいましたみなさまにこころよりお礼申し上げます。
次回は10月31日(金)17:00より弊社会議室にて開催いたします。
株式会社コンサルティングファームは、メンター会員のみなさまの経営支援に尽力してまいります。「医療機関支援専門家研究会(仮称)」についてご質問などがございましたら、下記までお問い合わせください。
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