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【メンター事務所訪問記】
澤田 繁夫 氏 (弁護士/東京)
■万能な対応力を目指す虎ノ門の弁護士
日比谷公園から歩いてすぐのところにある、東京虎ノ門法律事務所 澤田繁夫弁護士のオフィスにお邪魔してきました。
澤田繁夫氏(左)と東京・虎ノ門のオフィスにて
弁護士となられて8年。「専門は何ですか」と聞かれると、特化した分野のプロフェッショナルとなることが時代の要請とは感じつつも、広い分野に対応のできる万能な弁護士でいたい、との思いもあるとのこと。
最初の法律事務所では企業から個人まで、しかも特定の分野に限られない多様な案件に対応して経験を積まれ、最近は顧問先の企業から寄せられるさまざまな相談に対応しつつ、企業再生・倒産処理の分野でもクライアントのニーズに応えてきました。
このような経緯が、澤田さんの「万能志向」を培ったのでしょう。
昨今は弁護士が増員され、競争も激しくなっています。専門分野を持つことが、クライアントから選ばれるひとつの要素であるのは確かですが、一方、部分ではなく全体を見据えて、総合的な判断のできる専門家が求められている、ということも確かだと思います。
「法律」を自身のコアとしつつも、企業を支援するためには、税務、会計、人事労務、知財など幅広い知識と人的ネットワークが必要とのお考えにより、今回「メンターネットワーク」にご参加いただいたそうです。
全体最適な判断ができる専門家へ成長することを目指している澤田弁護士に期待するとともに、コンサルティングファームも、ぜひ応援していきたいと思います。
(2011年2月15日)
【プロフィール】 澤田 繁夫 氏
弁護士。1993年慶応義塾大学大学院法学研究科修士課程修了。2001年司法試験合格。2003年司法研修所修了、東京弁護士会に弁護士登録。さくら共同法律事務所を経て、2006年東京虎ノ門法律事務所入所。第二東京弁護士会に登録換え。主たる取扱分野は訴訟、事業再生・倒産処理、企業法務全般。弁護士会では「倒産法研究会」「全国倒産処理弁護士ネットワーク」「民事介入暴力被害者救済センター運営委員会」にて活動。
ゴルフはハンディを少しでも縮めることが今年の目標。
※本データはこの記事が掲載された当時のものです