HOME » メンターナビ » インタビュー・事務所訪問紀 » 2010年メンター事務所訪問記
【メンター事務所訪問記】
伊藤 英昭 氏 (宅地建物取引主任者、CFP、1級FP技能士、不動産コンサルタント/東京)
■不動産業界のオールラウンドプレーヤー
築地市場のすぐそばに、不動産コンサルティングのナレッジバンク株式会社はあります。
代表取締役でメンター会員の伊藤英昭さんを訪ねて、お話を伺いました。
伊藤英昭氏(左)と東京・築地のオフィスにて
不動産に関係するお仕事は、不動産会社をはじめ、不動産鑑定士、土地家屋調査士、司法書士、税理士とさまざまな専門家が各分野から支援をされていますが、総合的にアドバイスし、現場実務もこなしてしまう方はなかなかいらっしゃいません。
伊藤さんはお客さまの問題やニーズを的確に捉えて、解決のための全体図を専門家といっしょにつくりあげます。なおかつ、実行においては現場監督もやってしまうという、クライアントからも専門家からも頼りにされている、オールラウンドプレーヤーです。
たとえば地主さんから、「貸している宅地の借地権を買い取る」という相談を受けた場合、士業は「買い取りの交渉」などの現場の実務を専門業者に依頼しなければなりませんが、伊藤さんは自身で対応することができるのです。
土地の境界確定測量が必要なときも、単に業者へ依頼して測るのではなく、近隣との経緯や測量の目的を知ったうえで、スムーズに境界確定がなされるように、伊藤さんが現場で調整をしていきます。
それができるのも、数多くの現場経験があってのこと。
不動産にかかわるお仕事をされている専門家の方は、一度、伊藤さんの会社の門をたたかれてみてはいかがでしょうか。大きなことから小さなことまで、こころよく引き受けてくださると思いますよ。
(2010年6月7日)
【プロフィール】 伊藤 英昭 氏
宅地建物取引主任者、CFP、1級FP技能士、不動産コンサルタント。ナレッジバンク株式会社代表取締役。1991年帝京大学文学部卒。株式会社エムディアイ(現株式会社レオパレス)入社。1994年公認会計士税理士山田淳一郎事務所(現税理士法人山田&パートナーズ)入所後、グループ会社である株式会社ユーマック(現TFP不動産コンサルティング)に出向。おもに土地資産家に対する相続対策、底地、借地等の権利調整、物納コンサルティング、不動産投資コンサルティングを行う。また、中立公正な不動産知識情報を発信するため「不動産知識情報サイトhome-knowledge」を企画、運営する。実務経験を活かし、FP講師や金融機関、不動産会社に対する相続コンサルティングセミナーを数多くこなす。2004年ナレッジバンク株式会社設立、代表取締役就任。
2006年1月28日テレビ東京「ワールドビジネスサテライト土曜版、追跡ファイル」に出演。著書に「FPマニュアル」共著(金融財政事情協会)「CFPテキスト」共著(日本FP協会)。
サイトの連載では「プロが教えるこれからの不動産投資」(株式会社ネクスト運営サイト『投資HOME’S』)、「プロが教える住宅購入計画」(株式会社ネクスト運営サイト『HOME’S新築一戸建て』)。
※本データはこの記事が掲載された当時のものです