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【メンター事務所訪問記】
前澤 三恵 氏 (税理士・ITコーディネータ/東京)
■税務から経営へ
タクシア会計事務所 税理士の前澤三恵氏(メンター会員)の事務所にお邪魔しました。
大通りに面して大きな窓のあるオフィスで、シンプルで親しみやすい感じにまとめられています。
前澤 三恵氏(中央)と所員の方々。東京・飯田橋のオフィスにて
前澤さんは大手スーパーに入社し店舗業務の後、輸入部門へ異動。業務上、税の仕組みに興味を持たれたことがきっかけで、退職後に税理士を取得されたそうです。
その後、勤務されていた税理士事務所では、ご自分でセミナーの企画と講師をしながらお客さまの獲得に努め、その時にできたご縁は独立後の今でも続いていらっしゃるとのこと。中小企業から、資産運用をする個人の方まで幅広く対応されています。
前澤さんはいろいろなお付き合いのなかから、今は税務という一面だけではなく、経営の面まで踏み込んでお客さまに貢献したいとお考えです。そのために多方面の専門家とネットワークをつくり、ワンストップサービスの提供を目指していらっしゃいます。
また、経営手法のひとつとして、オープンブックマネジメントの研究会をされているそうです。社員全員が経営情報を共有し、経営に参加するというマネジメント手法は、中小企業にこそ意義があるとおっしゃっていました。発表や応用の場を通じて理解を広めたいと活動されています。
目標と夢に対して、明晰なお考えと行動力をお持ちの前澤さん。7月からはメンターネットワークの研究会『異業種中小事務所研究会』にご参加いただいています。
弊社のネットワークを存分に活用いただき、ますますのご活躍を期待しています。
(2008年10月15日)
【プロフィール】 前澤 三恵 氏
税理士・ITコーディネータ。立教大学経営学部経営学科卒業。2000年に税理士登録。会計事務所に10年ほど勤務ののち2006年9月、タクシア会計事務所を独立開業。中小企業大学校、独立行政法人雇用・能力開発機構にてセミナー講師も担当。事務所の合言葉は「税を学び、税を楽しむ」。税務代行、アドバイス業務にとどまらず、税を味方につけることができるだけの知識をお客さまと共有することを目指して邁進の日々。水瓶座、A型。
※本データはこの記事が掲載された当時のものです